入れ歯、ブリッジとの違い

インプラント、ブリッジ、入れ歯の比較

インプラントの利点

何らかの理由で歯を失ってしまった場合、その対処法は、だいたい入れ歯、ブリッジ、 インプラントの3通りからの選択になると思います。それぞれの特徴を大きく紹介すると、次の通りとなります。

入れ歯は、歯茎に見せたピンク色の土台に人工歯を付けた物を、両サイドの歯にバネを使用して装着します。 ブリッジは、補おうとする箇所の両隣の健康な歯を削って、その土台を含めた上から、人工歯を装着します。 インプラントは、補う箇所の歯茎にチタン製ボルトを埋め込み、その上から人工歯を装着します。

様々な特徴がありますが、入れ歯は最も手軽に付けられる物と言えますが、噛む力は余り大きく出来ません。 リンゴなどを食べるには工夫が必要でしょう。また、着脱の上で洗浄が必要です。ブリッジも、 衛生管理は入れ歯と同じですが、初めて装着する時には、両サイドの健康な歯を土台方に削る必要があり、 そういう意味では欠損箇所以外の健康な歯を犠牲にしなければならないという考え方も出来ます。

インプラントは、欠損箇所のみで、他の健康な歯を守り、洗浄も通常の歯磨きのみという手軽さがありますが、 付ける時には外科手術が必要で、費用的には最も掛かります。

噛む力を比較すると、インプラント、ブリッジ、入れ歯です。耐久年数は、入れ歯、ブリッジ、 インプラントでそれぞれ5年、7~8年、15年と、インプラントが最も長いですね。 費用対効果や日常生活の手間からすると、インプラント治療法をお勧めします。