骨が少ない人の治療法

骨が少ない人の治療法

インプラント治療が気になっている方も多いと思いますが、インプラント治療をする際には、 顎の骨に埋める必要があります。中には、顎の骨が少ない人もいるため、そういった場合には残念ながら、 インプラント治療ができないこともあるのです。

しかし、骨が少ない場合でも、インプラント治療をしたいという場合には、骨が少ない人の治療法があります。 どういった治療法なのかご紹介しましょう。

治療法には、傾斜埋入と顎の骨を増やすといった2種類の方法がありますが、 今回は傾斜埋入方法について取り上げてみます。

顎の骨に対して、人工の歯根であるインプラントと入れるという方法によって治療を行うのがインプラント治療です。 人工の歯の下にあるインプラントに対して角度を付けることで、骨が無い部分ではなく、 骨がある部分に対して埋め込むことができます。

骨がある部分はどうやって判断するのかというと、CTが用いられます。CTを使用することにより、 どの部分に骨があるか、また顎の骨の状態を詳しく知ることができるのです。

その上で、きちんと歯がある部分に対して角度を付け、埋め込んでいくのが、この傾斜埋入テクニックです。

歯科医院全てがこのテクニックを採用しているわけではありませんので、事前に確認した方が良いかもしれませんね。 インプラント治療の相談をした際に、顎の骨が少ないことで治療を断られてしまった場合は治療をあきらめず、 こういった治療法を行っている歯科医院を探してみてください。