インプラント治療とは?

インプラント治療とは?

インプラント

インプラント治療とは、欠損した歯を補う画期的な治療法で知られています。現在は世界的に普及している治療法ですが、 1970年頃から実際に行われています。日本でも、20年以上前から施術されている治療法なのです。 全世界で、140~150万人の人が治療を受けたと言われています。

そもそもインプラントとは、和訳で「植え付ける」という意味ですが、インプラント治療法は、 その意味と同様に、義歯を植え付ける治療法です。何らかの理由で失ってしまった歯の所に、新しい歯を植え込みます。

方法としては、ドリル状になっているチタン製の人工歯根を歯顎に植え込み、その上から人工歯をセットするものです。 もちろん手術となりますので、少しだけ怖いイメージを持ってしまいそうですが、 その後のメリットを考えると、とても素晴らしい施術である事が分かります。

チタンは金属ですが、永続的に人体に接していても、特に害は無く、アレルギー性も少ないとされ、 骨と結合していくものであることが証明されています。また、このインプラント治療は、チタン製ボルトにより、 1本で独立して固定されますので、何かを噛んだ時の不安定さを気にする事も無く、確かな噛み応えを得る事が出来ます。 天然歯と比べると、やや劣る80%程の耐久性と噛む力だそうです。

少し前の手術では、局部麻酔を使用していましたが、最近では麻酔専門医によって、静脈内鎮静法という麻酔方法によって、 ほぼ無痛で手術を受ける事が出来ます。1本から手術可能な事も素晴らしい点ですね。